「OMO7高知 by 星野リゾート」さんへのインタビュー
concept
ホテルのコンセプトは「こじゃんと楽宴（らくえん） さぁ、夜さ来い！」です。これは土佐弁で「たくさん、目一杯」という意味の「こじゃんと」と、高知のおきゃく文化である「楽しい宴」の造語を組み合わせたもので、高知の豊かな宴会文化と地元の食材を活かした大皿料理（皿鉢料理）を楽しむことに焦点を当てています。また、高知の夏の風物詩「よさこい祭り」の活気や夜のエンターテイメントも含め、訪れる人々が集まり楽しむ場としての雰囲気を強調しています。
background
星野リゾートはホテルの運営会社として活動しており、施設自体は所有していませんが、運営は私たちの役割です。当ホテルの運営を始めたきっかけは、オーナー様からのお声がけがあり、ポテンシャルの高いこの場所で運営を始めさせていただくことになりました。正確には、この施設は以前「ホテル日航高知 旭ロイヤル」として運営されていました。リブランドを行い、今年の6月13日にグランドオープンしました。
message
私たちの施設は高知を存分に楽しんでいただける場所ですし、さらに魅力を増していきたいと思っています。高知に来たことがない方も、再訪する方も、私たちのホテルで新たな高知の魅力を発見していただけるはずです。是非、高知に足を運んでその魅力を体験してみてください。
Q1まず、ホテルのイチオシサービスや施設について教えてください。
当ホテルの特徴としては、365日、毎晩よさこい祭りが楽しめる点が大きな魅力です。 通年で観光客の方々に楽しんでいただけるような環境を提供しています。
Q2続いて、ホテルを始めたきっかけについて教えてください。
星野リゾートはホテルの運営会社として活動しており、施設自体は所有していませんが、運営は私たちの役割です。この場所での運営を始めたきっかけは、オーナー様からのお声がけがあり、ポテンシャルの高い土地で運営を始めさせていただくことになりました。
Q3なるほど、本社やオーナー様からの依頼で運営を開始されたのですね。
はい、正確には、この施設は以前「ホテル日航高知 旭ロイヤル」として運営されていました。リブランドを行い、今年の6月13日にグランドオープンしました。
Q4つい最近グランドオープンされたのですね！ 続いて、多くのお客様にご利用していただくために工夫されていることはありますか？
はい、先ほどもお伝えしましたが、365日毎晩よさこい祭りが楽しめることを活かし、ライブイベントを開催しています。これが大きな集客エンジンになっていると思います。高知の食材や調理法を楽しむダイニングも提供しており、高知の文化を深く知っていただくための体験も用意しています。
Q5とても魅力的な取り組みですね！現状はどのくらいの割合で県外や国内のお客様がいらっしゃいますか？
6月13日にグランドオープンしたばかりで、具体的な数字はまだ出せませんが、県内外から多くのお客様が訪れています。外国からのお客様も少なからずいらっしゃいます。
Q6続いて、イチオシのレストランとそのメニューについて教えてください。
当ホテル内に「OMOダイニング」というレストランがあり、ビュッフェスタイルで提供しています。特に夕食時には、カツオの藁焼きやローストビーフを目の前で仕上げるパフォーマンスが人気です。また、地元の「ぬた」という万能調味料を使った独特の食べ方を提案しており、これが特におすすめです。
Q7続いて、今後の新しいサービスや展望について教えてください。
ホテルはオープンしたばかりですので、まずは地元の皆様と協力しながら、提供しているサービスをしっかり体験していただき、評価を固めたいと思います。また、スタッフが全国から集まっているため、高知の新しい魅力をさまざまな視点で発見し、展開していきたいと考えています。特に、地元の方々と協力して、リゾートを一体と捉えた都市型観光を楽しんでいただけるような企画を進めたいです。
Q8実際に地元の方を含めてどのような活動をされたいですか？
具体的には、街路市の日曜市ツアーを展開しています。これは地元の方々の協力がないとできないもので、我々スタッフが「OMOレンジャー」としてガイド役を務め、各店舗さんを訪れます。このツアーでは、地元のディープな情報や、食材の美味しい調理法、高知ならではの楽しみ方を紹介しています。そうすることで、観光客の方々がより深く、楽しく地元文化を体験できるようにしています。
Q9続いて、経営していて気づいたことを教えてください。
高知は外国の方にはまだまだ知られていない日本独特の魅力がたくさんあると感じています。私自身、都内で働いていた経験から、地方の魅力をもっと世界に発信していきたいと強く思っています。そして、地元の人々と協力して、地域全体を盛り上げることができればと考えています。
Q10海外のお客様を呼び込むために特別な戦略はありますか？
まずは国内から観光需要を高めつつ、将来的には海外からの需要を見据えています。国内市場も変化が激しいので、海外市場の開拓は避けて通れない課題だと認識しています。我々は、この地域の持つ魅力を積極的に海外にも発信していく必要があると考えています。
Q11それでは最後に、お客様へのメッセージをお聞かせください！
私たちの施設は高知を存分に楽しんでいただける場所ですし、さらに魅力を増していきたいと思っています。高知に来たことがない方も、再訪する方も、私たちのホテルで新たな高知の魅力を発見していただけるはずです。 是非、高知に足を運んでその魅力を体験してみてください。
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