「YUI CHOCOLATE」さんへのインタビュー
concept
おいしいチョコレートを通じて人と人とを “結”ぶことができる存在になりたい
commitment
上質カカオ&きび糖だけで作った からだに優しいチョコレート
message
YUI CHOCOLATEは、障がいを持つ方々と社会を”結”ぶ架け橋のような存在となれることを目指しています。一つ一つの商品は、利用者様の丁寧な手作業による賜物であり、それらを通じて、お客様方に笑顔になっていただくことが、私たちの大きな喜びです。
Q1早速ですが、お店のイチオシ商品について教えていただけますか？
当店のイチオシ商品は「オリジナルチョコレートバー」です。カカオ豆の取り寄せからチョコレートの完成に至るまで、全ての工程をワンストップで行う「Bean to Bar(ビーントゥバー)」製造により作っています。原料となるカカオ豆は、「誰がどのように作ったのがわかる」トレーサビリティのある上質なカカオ豆を、世界各地より取り寄せています。
Q2素晴らしいですね！チョコレートの魅力について詳しく教えていただけますか？
私たちが使用しているカカオ豆は、産地ごとに異なる特徴があります。たとえば、上品な苦みとフローラルな香りが特徴のカカオ豆や、ワインを思わせるような酸味とフルーティーな風味が楽しめるカカオ豆もございます。
Q3様々なカカオ豆を活かした商品を作られているのですね！続いて、パッケージのこだわりについて教えてください。
パッケージは私たちの作業所で利用者の方々が手がけたものです。「ぬりえラボ」さんの素材を使用させていただき、利用者さんが丁寧に色を塗った作品を、箱に転写しています。このパッケージを通じて、利用者の方々の丁寧な手仕事と心を込めた作品をお客様にお伝えしています。
Q4素晴らしい取り組みですね。他にもおすすめの商品について教えてください。
もう1つのおすすめは「生ガトーショコラ」です。この商品は、自家製チョコレートをたっぷり使っており、生チョコのような口どけが自慢です。その他の原材料は、きび砂糖、卵、バターのみの、グルテンフリーです。濃厚な味わいで、ご自宅用のみならずご贈答用にもご好評いただいております。
Q5続いてのご質問ですが、ベストセラーの商品について教えてください。
当店のチョコレートバーの中で一番人気なのは「ガーナ産のチョコレートバー」です。 私たちが扱っているチョコレートの中で最も親しみやすい味わいです。
Q6なるほど、他のチョコレートとはどう違うのですか？
例えば、オルティノラ産のチョコレートはナッツのような味わいがあり、テーブルランド産はワインのような酸味が特徴です。これらは少し大人向けの味わいですが、ガーナ産のチョコレートは、甘みがあり、一般的なチョコレートの味わいに近いので、幅広い層の方にお楽しみいただきやすいです。
Q7パッケージに記載されている70％というのは、どのような意味があるのでしょうか？
カカオの含有率を指しています。最初は全ての商品で70％としていましたが、その後、各種のチョコレートの魅力をより引き出せるように、パーセンテージを細かく調整しています。現在は、ラベルにパーセンテージの記載はしておりませんが、カカオ豆の種類や状態に応じて、60〜70%台で製造しています。オンラインショップにて詳細をご確認いただくことができます。
Q8同じカカオでも、含有率によって味が変わるんですね。
はい、それぞれのチョコレートが持つ本来の特性によって、微妙に味わいが変わります。それが当店のチョコレートの魅力の一つです。
Q9そうなんですね！お客様は通販よりも店舗に来店されて商品を購入されることが多いのでしょうか？
草加市にある作業所で店舗販売も行っていますが、現在の店舗スペースが小さく、外から見てもチョコレートショップとは分かりづらい状況です。そのため、直接ご来店されるお客様は少ないです。
Q10今後の計画はありますか？
店舗のレイアウトを改善し、より多くのお客様が来店しやすい環境を整える予定です。地域のお客様には、ぜひ当店に足を運んでいただきたいと思っています。
Q11そうなんですね！チョコレートを多くのお客様に届けるために、何か工夫されていますか？
はい、現在は店頭販売よりもオンライン販売を重視しておりまして、オンライン上でのコミュニケーションを大切にしています。 メールでの問い合わせ対応やお取引様とのオンライン打ち合わせ、ウェブサイトやSNSを通じての情報発信に力を入れています。
Q12イベントなどに出展されることはありますか？
はい、最近は埼玉県内のイベントに出展することが増えています。コロナ禍の影響で対面での販売が難しかった時期もありましたが、最近は徐々に増えています。
Q13チョコレートでB型事業所の就労支援を始めたきっかけについて教えていただけますか？
実はこの事業の始まりは、代表が学生時代にフィジーのカカオ農家さんにお世話になったことからです。そこでビーントゥバーチョコレートの世界に魅了され、将来はこれに関わる仕事をしたいと思いました。同時期に、代表の父が障害福祉でB型作業所の設立を考えており、チョコレート製造の手作業がB型作業所のニーズに合うと考えられました。
Q14お店のロゴマークにも経緯や想いなどが込められているのでしょうか？
はい、このロゴマークには深い意味が込められています。 「結」の文字は、人と人を「‘‘結‘‘ぶ」でもあり、チョコレートと人を「‘‘結‘‘ぶ」でもあります。漢字の「結」の中には、カカオの実とチョコレートバーを模したデザインを施しています。外側を囲む丸い形は、代表家族が長年過ごした土地である、沖縄の言葉「ゆいまーる」からインスピレーションを受けています。これは、相互扶助、協働、助け合いといった意味です。
Q15そうなんですね！運営していて、嬉しかったことや得た気づきについて教えていただけますか？
多くの嬉しいことや気づきがありますが、利用者さんとお客様に関することが大きいです。 まずは、YUI WORKでの日常を通して、利用者さんにポジティブな変化が見られた時、そしてそれを、利用者さん本人やご家族が笑顔で報告してくださった時は、就労支援施設として、大きな喜びとやりがいを感じます。
Q16お客様に関してはどうでしょうか？
お客様からの反応も大きな喜びの一つです。当オンラインショップでご注文をいただく他に、現在は全国各地のショップ様と提携し、そちらでも販売していただいているのですが、私たちが普段お会いできないよう距離にいらっしゃるお客様方にも、YUI CHOCOLATEを楽しんでいただいていることは、とてもありがたく思います。YUI WORK利用者さんの丁寧な手仕事が、市場で受け入れられ、喜んでいただけているということは、私たちにとっても大きな喜びです。
Q17最後に、お店からお客様に向けてメッセージをお願いします！
お客様、そして全国各地で販売してくださっているショップ様に、心からの感謝を申し上げます。多くの皆様にYUI CHOCOLATEを楽しんでいただくことが、利用者さんが誇りを持って作業に臨むことにも、社会と繋がることにもなります。新商品も続々登場していますので、ぜひご覧いただけると嬉しいです。今後ともYUICHOCOLATEをどうぞよろしくお願いします！
閲覧いただきありがとうございました！🌠
このページのシェアや保存を簡単に行えるよう、ショートカットをご用意しております🚀ぜひご活用ください🚀
